障がい者文化芸術作品展・アーカイブ
2020
開催概要
日程

2021年2月6日(土曜日)〜14日(日曜日)

会場

佐賀県立美術館4号展示室

特別企画展

入賞作品の一部(知事賞・イオン賞・金賞・銀賞・銅賞)をイオンモール佐賀大和に展示

日程

2021年2月16日(火曜日)〜23日(日曜日)

会場

イオンモール佐賀大和2 階セントラルコート吹き抜け

入賞作品

知事賞

春城月出人皆醉野戌花深馬去遅
谷口 絹江

審査員講評:竹之内 裕章先生

しっかりした基礎の上に立った作品です。強い線で一貫性のある見事な作品です。

イオン佐賀大和店賞

柳川の川辺の風景
大石 琢身

イオン佐賀大和店賞講評:森 雅信店長

遠くから拝見させていただくと、ゆっくりと流れる川の水、青々としげった樹木、どんよりとした雲が、写真みたいによく表現されています。 ゆったりとした気持ちになります。

書道の部

銀賞
真実一路
宮本 久美
銅賞
蘭亭序(神龍半印本)の臨書
古賀 幸子

審査員講評:竹之内 裕章先生

「書は心画なり」と言われています。どの作品も一点一画心を込めて書かれており心を打つものがありました。その中でも入賞作品は十分練習が行き届いており、見所十分でした。
銀賞:柔らかな線で練度の高い見事な作品です。
銅賞:一画一画じっくり見て臨書している態度に好感が持てました。

絵画の部

金賞
春の富士と五重のとう
草場 宏和
銀賞
布団の手直し
宮地 善次
銅賞
花1
青木 正実

審査員講評:山田 直行先生

草場宏和さんの「春の富士と五重のとう」は、うららかな春の情景の油彩画です。冠雪の富士、白い雲の楽しい乱舞、五重の塔や桜の明るい色彩が快い春のリズム感を感じさせます。宮地善次さんの「布団の手直し」は、やさしい細やかな筆致の水彩画です。平和な午後の温もりが伝わってきます。

手芸の部

金賞
グリーンピュア
石橋 一寛
銀賞
日本刺繍の附け下げ
光岡 多鶴子
銅賞
秋のお彼岸に咲く彼岸花
南里 典子

審査員講評:岡崎 繁代先生

今回はいつもと違ったジャンルの作品もあり、楽しく審査させて頂きました。きちんと仕上げてある作品も多いのですが、仕上げをきちんとするともっと良い作品になるのにもったいないと思われる作品もあり、少し残念に思うものもありました。 手芸は、すわって楽しんで製作できるさまざまな技法があります。これからも励んでほしいものです。

写真の部

金賞
新しい未来へテイクオフ
「ななつ星in九州」
小川 章典
銀賞
バルーン日食
でたかったな~
もっと上手にとべたのに・・・
福山 公文
銅賞
天まで届け!
吉村 伸一郎

審査員講評:黒岩 弘先生

どれも撮影された方の想いが伝わり楽しく選考させていただきました。金賞の「新しい未来へテイクオフ」は、流し撮りの技術でその想いがよく伝わり、いい作品になっています。飛行機の前方に空間がほしいと思いました。銀賞は、空が美しくその感動が伝わります。銅賞は言葉を交わさなくても声が聞こえる楽しい作品です。その他の作品も自分が好きなものを追っている気持ちが伝わっていいと思いました。

工芸の部

金賞
和泉式部オーケストラ
山口 直子
銀賞
デザインチェア(オオカミ)
原田 麟
銅賞
春夏秋冬
山のモザイクアートチーム

審査員講評:大庭 敬子先生

小さい子どもから大人まで、多くの方々から出品をいただきました。材質の特徴をいかした作品が多くあり、作者の心がこもっていて、生活するうえで使えるもの、飾って楽しめるものと、たくさんの工夫がなされた作品ばかりでした。来年の作品を楽しみにしています。

和・洋裁の部

金賞
コート
藤井 美佐枝
銀賞
セミフォーマルネイビーセットアップ
畠中 菜緒
銅賞
ワンピース
興梠 陽子

審査員講評:岡崎 繁代先生

和洋裁の部という事なのに、日本の民族衣装の着物(和裁)がなく、洋裁も作品数が少ないのが残念でなりません。少ない作品数ではありましたが、皆様、布合わせのつり合いも良くきれいに仕立てられて、すばらしかったです。

本年度の開催情報